現代医学では様々な病気が完治させられるようになってきましたが、それでも医学はまだ完全にすべての病気に対策できているわけではありません。
これは性病という分野でも同じで、残念ながら非常に発達した現代医学であっても完治させることができない性病があるのです。
ではそれは何かというと、それがHIVとヘルペスの二種類の性病です。
まずHIVに関しては「不治の病」としてよく知られていますが、その一般的なイメージ通りHIVはまだ完治させることができず、一度感染してしまった場合にはその後自分の体調を管理しながら付き合って行くことになります。
一応かつてはほとんど諦めるしかなったHIVであっても先進医療の中ではかなり対処出来るようになりましたが、それでも病気そのものを治療することはできないのです。
続いてヘルペスに関してですが、こちらはHIVと違って症状が出た時に抑え込むことと再発することはある程度防げるようになっています。
しかしながら「完治」に関してはまだ出来ず、一度感染してしまうと体の奥にヘルペスウイルスが潜み続けてしまうことになるため疲労やストレスによって免疫力が落ちてしまった場合にはヘルペスの症状が再発することになります。
またこれらの病気は「一度感染すると治らない」という点ももちろん恐ろしいのですが、それよりも恐ろしいのが「他人に感染させるリスクが大きい」ということです。
完治させることが出来る性病であれば完治させてしまえば再感染でもしない限り他人に感染を広げることはありません。
しかし、一生治すことが出来ないこれらの性病は感染してしまうとその後ずっと感染リスクがある状態で生活をしなくてはならなくなります。
医学は日進月歩の勢いで進歩しているため今後治療が出来るようになる可能性はありますが、少なくとも現状では対処が難しいため感染をしないようにすることが必要として覚えておきましょう。